今週のサンマガ

・今週のクロスゲーム

延長10回裏、コウVS三島本日四度目の対決。
初球は157キロの直球!この回でこのスピードが出るのか!?と球場がどよめく。
初球は様子を見たのか、意表を突かれて手が出なかったのか三島は見送りストライク。赤石に自分の打席にばかりあんな球速とは「不公平だな」と苦笑する三島に対し、赤石は「四番の宿命だ」と。
「ああその通りだ」と言わんばかりに、二球目はスタンドに!!

僅かに左に切れてファール。血の気が引く星秀ナイン「あと数十センチで…甲子園が幻に…」。
だがコウは振り返り、いくら凄い当たりとはいえあれはファールに過ぎず、「ツーストライク」とVサイン。頼もしげに微笑む東。

次の瞬間響く快音ッ!!強烈なライナーッ!!
それをジャンプ一番捕った東!!ファインプレイで三島アウト!!
東はサードまで行ったのにホームに帰って来れなくて不遇だなーと思っていただけに、この活躍は嬉しかった。また同時にこの胃が痛くなるような緊張感(サドンデスだよなあ)の中でも『野球を楽しんでいる』雰囲気がコウや東たち星秀ナインから、いや竜旺からも感じられるやり取りが妙に印象的だった…。続く5番、6番も打ちとって三者凡退、この回も無得点でチェンジ。
という所で次号に続く。


ところで今週は「留守番中」の幕間要員のミズキの出番があった。が、どーも本筋というかクロスゲームの物語のキーポイントを、作中の誰よりも早く知ってしまいそうな展開になっててビビる。
留守番中飼い猫のノモがイタズラし、青葉の部屋の段ボールをひっくり返す。「ああ、もう」と片付けるミズキだったがその中身は『青葉の日記』たちで…。ご丁寧に表紙に『青葉の日記シーズン6』とか4とか書いてある。「いやいやさすがにまずいだろ」と中を見ることに躊躇するミズキ、再びしまうが今度は箱の底が抜けたりして…。なんだこの“神様が見ろと言ってる”的演出は(脂汗)

ラフの最後みたいに、キャラクター同士が明快な決着を見せるのではなく、別媒体によって本心が読者にのみ明かされキャラたちの今後を読み手の想像にゆだねるという…余韻あるラストシーンのフラグがちょっと建っちゃったような気がしないでもないが(汗)
(例)160キロ出すが、青葉とコウは相変わらず。だがミズキのモノローグで綴られる青葉の日記に綴られた本心は……。

ベタすぎて無いだろうとは思うけど、それにしても唐突にチートすぎるアイテムが来たな。
あ、それともふつーに野球の事しか書いてないけど読んだミズキが「青葉…こんなにもアイツの事何年もずっと見てたのか…」と内面を察し、若葉の事を想って躊躇する青葉の背中を押す役割フラグかもしれない。
そうでもしないと、ミズキは今まで空気過ぎて何の存在意義があったのか不思議な登山キャラで終わってしまうからなあ…。頑張れ、ミズキ!


原作が盛り上がってるのと、デジタルBSの録画環境が向上した事により本放送よりやや遅れてBSジャパンでクロゲー@アニメを視聴し始めた。ちょーど今あかねちゃんが隣に越してきて、コウと夏祭り行って青葉や赤石が「「幽霊も年を取るのかなあ」」のあたりだ。…縁日を背景に若葉とコウ、あかねとコウの映像が重ねられてトドメに絢香の初代EDテーマが流れて……。映像やBGMがついて改めてコウの喪失のデカさが感じられた(汗)原作に忠実なら見なくてもいいかーと思っていたが、態度を改めて今後は視聴しようと思った。

・今週のMAJOR

臨死体験もとい「おとさんが迎えにきた」と桃子や茂野に夢の内容を淡々と語る吾郎。もう起き上がって食事も取ってる。元気そう。だが、次の試合にはベンチ入りはしてもいいが、登板は許されないらしい。
……馬鹿、入院させとけよ!!(汗)とことん最終戦に無理やり登板するフラグ立てまくってるな…。
吾郎の事でショック(つかトラウマになってそう)なジュニアを励ますギブソン
終戦「俺は成長した!佐藤、茂野、お前らには悪いがチャンピオンフラッグはいただくぜ!」と快投する眉村。一方その頃嫁・薫が予定日より早く産気づいていた……という所で続く。
しかし欄外に『次号重大発表あり』って書いてあるんだけど……この期に及んで重大発表ってなんだ(汗)

  1.無難にアニメ新シリーズ制作決定
  2.意表をついて劇場版第二弾制作決定
  3.このまま吾郎投げずに優勝取り逃がしたまま、
    嫁が生んだ(仮)息子を主役とした優勝目指す新シリーズがスタート決定
  4.制止を振り切って登板して吾郎が(略)
    父の遺志を継いだ息子を主役とした新シリ(略)
  5.『きみがかんがえた吾郎ジュニアの名前』募集告知

本命は1、対抗馬2、大穴5。といった感じで予想。つか本気で茂野三世に主役交代とかやめろよ頼むから(汗)

・今週の番長

爆死したはずの卑怯番長の弟妹は、爆発前にドリル番長が掘った穴に避難し全員無事。
毒死した筈の子は、こんなこともあろうかと卑怯番長がお持たせしてた解毒剤により無事。
全員生きててよかったよかった(ホッ)

・今週のエデンの檻

狼・アーネストの誘導で崖下のアキラ@重症とコトミ@死亡を発見。コトミを埋葬し意識不明のアキラを連れて皆のベースに戻ってきた一向。もしこのままアキラが死んだら……と動揺する皆。
久々登場のミイナは「この役立たず!てめえが身代りになれよザジのくせによお!」と荒れながらザジの急所を蹴り飛ばす。
(よりによってこんな時に…)と不安めいたモノローグ。どうやら本気で視力に異常が出ているらしく…。
皆が不安の中アキラは目を覚まし、精一杯気を張っていたりおんは緊張の糸が切れ号泣するのだった。ここの声を押し殺しつつ盛大に泣きじゃくるりおんはとてもとてもいじらしくて可愛いと思った、初めて(えー)やはりヒロインは時々弱いところを見せた方がグッ!とくる…。
一方、(あんなDQNだったが)親友コトミを亡くし意気消沈するレイ。それを見て「俺はお前のおかげで元気が出た、今度は俺が励ます番だ」と初めて喋り、包帯を外したトオルはホッペタに獣の爪痕は残っているもののテライケメンで、それを見た男子たちは唖然となるのだった(笑)
あんなにひたかくしにしてたんで、犬神家のスケキヨレベルの傷なんじゃないかと思っていただけに拍子抜けだったが(笑)これで矢頼君不在の中、アキラや皆にお兄さん的存在が出てきたということか。おお、話の幅が広がるじゃないか。
一方その頃、新たな生物が襲来しようとしていた。という所で続く。
こんどはコンドル系の猛禽類!!羽を広げれば7メートルのデカさという注釈付き!!…なんか牛っぽいの食ってるけど…ちょっとまてこんなん集団で空からこられたらベースは要塞どころか養殖場、エサ箱じゃないか(脂汗)
アキラ負傷の中コンドル襲来か…エデンは本当に目が離せないなあ…。

ちなみに作者の今週の巻末コメント
「お騒がせして申し訳ありませんでした」

・今週の絶望先生

俺ってワル!と世の常識や倫理に喧嘩売ってたら、誰かに遥か上を飛びこされたりすると、我に返って「俺たちってなんてちっぽけだったんだ…」と自らの小ささを痛感し凹む、というネタ。

講談社某編集の場合)
学生時代仲間内で「ヤベーよ」「それマジでヤバすぎだろ!!」と学ランの裏地やら4つボタンを競っていた>が、白の長ランを着てきた奴登場で飛びこされる。
「…長ランまでは予想してたんですが白ランて。初めて見ましたよ、映画や漫画の中でしか見たことないし…」

(某元下ネタ系漫画家の場合)
アシや担当と「おいおいこれはヤバいでしょwww」「じゃあ単行本で!!」などと●首券なんかの発行やお色気ネタのガイドラインと闘ったりしてるつもりだった>が、週刊マガジン51号に遥か上空を飛びこされた。
「書いちゃっていいんだアレ…」

…エデン作者のコメといいこのネタといい、つまり祭になってた51号のエデンの檻コトミさんの「××ニしろオラアァッ!!」発言の事だな、と爆笑。
時事ネタは鮮度が命だな、とひしひしと伝わってくる今週のマガジン。(笑)