衝撃号でした

ジパング」 死んではいけない人がまたひとり逝ってしまった…(脂汗)津田、佐竹、梅津そして…ジパングの良心ともいうべき航海長の半年以上不明(99%絶望的だったにせよ1%は信じていた)生死が判明という衝撃号。…「戦場ではいいやつから死んでいく」法則というのは昔から映画や漫画で言われる台詞ですが、まさにそんな展開(欝)これで草加が生き残ったら納得いかないとで角松はきっちりタイマンでケリつけていただきたい(いやもうマジでマジで)

「営業の牧田」 最終回というのになんだこのもにょもにょ感は(汗)衝撃だった。ある意味今までこの漫画の欝展開を一層カオスにしてきた、牧田の女性遍歴総決算が淡々とモノローグ等を中心に「整理」されていきます。が、第一回目に出てきた経理の女性(てっきり彼女がマドンナになると考えていた頃もありました)もさんざん東京ラブストリった女友達の志保も彼氏が出来たと読者に報告。そんな中ロクなつきあいもしてない上ロクでもない終わり方をした上その後しばらく休載した(笑)、舞ちゃん(誰か覚えているか?)が突如登場したのでまだ残されていた僅かな期待をして読む。絶望した!急接近した舞ちゃんは「ちゃんと別れたい」と少し大人になっていた。ロクでもない終わらせ方を牧田にされて以来舞ちゃんはパティシエの夢も恋愛もうまくいかず、牧田に「復讐」しようと思っていた、という本音を月下のピロートークで暴露。しかしやっぱりたいした事はできないな、と自嘲気味な東京最後の夜を過ごした後、翌朝ホームで二人は別れて最終回、という。
…最後がアレでは、牧田が言っていた「二年後もしかしたら舞ちゃんと復縁」説は全然現実味がない。牧田にも舞にも読者にもホワイトライである。舞ちゃんが牧田に憧れて>失望して>恨んで>別れて?もう一度出逢って恋をする という流れが一番綺麗な終わり方だと思うし、ものすごく好意的に解釈すればそんな空気が感じられないこともないが…(汗)誰ともくっつかず、仕事もうまくいかず、さりとて成長したのかと言われれば微妙だったこの「カワマワリーマン」漫画。結局何が言いたいのだろう?と疑問な最終回でした。ある意味、「28歳独身サラリーマンは閉塞的でどこか厭世的で青臭い上醒めてますけどそれなりに頑張っています」という事を言いたいのだろうか?…連載当初大規模なアンケを行っていたが、それが反映されてこれというのならこれこそまさに、漫画ではなくケータイ小説やブログ並の出来だった気がする(汗)いくら青年誌といえども、漫画はリアルにすりゃーいいってもんでもないです…。ピンポイントでターゲットにされた28歳サラリーマンはこれどう思ったんだろう。かわすみさんの絵柄は好きだし、テンポも好きです。大使閣下は何度も泣かされたし、ドキドキもさせられたので、またいつかどこかで頑張って欲しいと思いました…(二回も打ち切り出したらもうモーニングに復帰は無い気がしてならない)

「あおい」 熱血看護師として好きなキャラだった椿師長が辞表を!な衝撃の展開。落ち込み方が半端なく見てて落ち着かない(笑)心配する暇もなく来週あおいが元気づけてくれるようなので、一安心(お約束だけどやっぱりほっとする)