今週のR2


ギルフォードが生きててびっくりしました(それだけかよ)


というのは冗談としても、急激にこう観てる方のテンションというか温度がガクンと下がってしまうのは…やっぱりラスボスがギアスであっさり陥落して拍子抜けしたシュナイゼルではなく、開眼したナナリーというオチのせいでしょうか…。
いや、今週ものすごい勢いでデレたc.c.と、同じくものすごい勢いで脇役になったカレンの影響もデカいです。特にカレン。なんだあの凋落っぷりは…。

シュナイゼル「用意が出来たよナナリー」ナナリー「はい…シュナイゼルにいさま」と傀儡状態で、カチ、カチッとナナリーがフレイヤ押す度大量に兵士が一瞬で消し飛ぶというえぐい図式は…本当にひどい戦場ですよ。というかこんな十字架背負わせるなよ(汗)最終回ナナリー自殺でもするんじゃないか?というくらいの追いつめ方。しかしこれ本気でユフィ並に「虐殺皇女」呼ばわりされるんじゃ…。
アンチフレイヤというか、友情で立ち直り、ふっきれ成長したニーナの開発したフレイヤ無効システムを手に、ルルとスザクが危険を冒しながらシュナイゼルの要塞に突入。フレイヤの射出を食い止めるものの、ジノが現れスザクは足止め。ルルは破損したナイトメアを捨て、単身シュナイゼルのもとへ。まあなんかいろいろ策略がハマって、シュナイゼルを捕らえることに成功。ギアスをかけ下僕化成功。フレイヤを無効化しようとしますが、スイッチはナナリーが持ってるということで、最後の鍵はナナリーという展開。ルルーシュが鍵を渡すように薦めますが、お兄様=悪=私が止めなきゃ という強迫観念に陥っているナナリーは(多分)気合いでギアスを克服し、開眼し徹底抗戦!というところで最終回に続く…。
ナナリーの目が見えないのはシャルルにギアスをかけられたせい、というのがかつて語られていたので『じゃあここ一番で開くんだな』と99.99%の視聴者は思っていただろうから、だからまあ、ラストの本来衝撃的なシーンの筈も「ああ、ここで開くんだ」と、はいはい、みたいな心境になってしまってね…醒めるっていうか。それより実は生きてたギルフォード(目は負傷してるようですが)と姫様の再会の方がびっくりした。
ジノとカレンも先週から突如立ったフラグは健在のようでした。コンビネーションタッグでスザクを追いつめています。
カレンといえば、彼女がスザク戦の前にc.c.を攻撃するシーンも、下手すればルルに振られた女と選ばれた女という図式がなんだか垣間見えてしまって何だか醒めてしまった…。ルルがカレンを巻き込みたく無かった、という真意が伝わらないまま終わったら、本気でカレンはただの脇役のまま最終回を迎えるんですね(汗)可哀相に…種のルナマリアみたいに「スペックを活かしきれなかったヒロイン候補生」になるとは…一期のあの頃は思わなかったなぁ…。(遠い目)


来週最終回なのに「ぎゃー!どうなるんだー!?」とかハラハラするとかでなく、よもや惰性にも近い「…納得いかない展開な気がするけど、一応最後までみとくか」な心境になるとは、正直意外でした。残念。