リンかけ2が次号(11月第4週発売号)最終回

↓ラストまであと2回と銘打たれた今週号あらすじ。

・本気でわかりやすい雑魚だったゼウスをシメる。
・「人間は一人じゃ生きていけない」と育ててくれた大人達や、共に闘った仲間達の友情や愛情に感謝する、少し大人になった麟童。一奈のお守りがゼウスの凶器から守ってくれたと語る(リンかけの時の、剣崎が「こんなちっぽけなものが…俺の命を…!」と菊のお守りで命拾いした時涙ぐんだあの死闘のシーンのオマージュですね)
・竜童は小菊の元に帰る。血のつながりなど関係ない、自分達は姉弟であり、自分の父親は大村蔵六だと伝える。涙ぐむ小菊に「約束」のためボクシングを始める(え、今更…)と告げ、小菊も応援する。
・すっかり忘れていた一菜の元婚約者@成金の家が破産し、大村ボクシングジム地上げ問題(忘れてた)は消える。負債は剣崎家が肩代わり。一菜の実家の三条家は救われる。が、麟童は「約束」の為に「剣崎家は継がない。俺は石松のオヤジの跡を継いで漁師になる、お前は漁師の嫁さんだ、いいか一菜?」「はい麟童様★」

…それから時は流れ、世界チャンピオンになった麟童と、挑戦者・竜童の試合が遂に!?次号最終回!「たった一度の今日という日」のために…!!


あー、懐かしいな…「たった一度の今日という日」のために男は生きているんだという、リンかけの名シーンのオマージュですね。というか父・剣崎似の麟童と、叔父・竜児似の竜童のタイトルマッチという…完璧にリンかけ最終回のオマージュですね。多少強引ですが、まあこうでもしないと最終回らしくはないか…。

結局最後まで「天才の父・剣崎順」を否定したままの息子たちでしたが…まあ、よく考えれば剣崎順だって自分の父親の事などこれっぽっちも肯定する事もなく(というか話題にすら一回や二回のぼったくらいで影も形も…)最終回だったわけですから、ある意味似たもの親子なのか…。

そういや車田正美は師弟愛や兄弟愛、友情は時に泣かせるエピを持ってくるのに…「父と息子の愛」ってことごとく避けてきたような気がする…。今までは主役が孤児とかでその必要性はなかったが、二世もので避けるってある意味すごいことやったな…。
(育ての親石松と麟童のエピは泣けましたが)

ここまできたら、最終回は菊ねーちゃんリスペクトで一菜と小菊は、試合会場ではなく教会でウエディングドレス着て二人を待っておくべきだな(笑)