今週のサンマガ

・今週のクロスゲーム

竜旺のターンは…結果あってないようなものに。解説者が通ぶって「ノーヒットノーランすごい!樹多村君が派手だから見落としてしまいがちですが云々」と竜旺の投手を絶賛し、持ち上げて「さあ!竜旺のターンがくるぞ!」とムードだけ作って終了。
今までの打席は「きわどいところを突かれた結果四球」だった東の打席。きわどい球に手を出してもシングルヒットにしかならず、前にランナーが出てたりしない状況では単発ヒットなんか無意味だとばかりに「手が出せなかった」のではなくあえて「手を出さなかった」状況だったとモノローグで語る東。
「だが、ノーヒットなら話は別だ」
と、竜旺の三島がノーヒットノーラン阻止にセーフティバントした事に触発されたのか、そんなこと言ってる場合じゃないということか、東が鮮やかにシングルヒット!解説者沈黙(いつものこと)
一塁に東が出た!「よし、なんとしても俺も塁に出る!あとはまかせたぜコウ!」と意気込んで打席に立とうとする赤石に…

コウ「赤石。何でもかんでも俺に譲るな」

東は盗塁で2塁に進み、赤石は守備をきわどく抜く気合いの入ったヒットで東をホームに帰す!星秀一点先取!!湧く球場!!
そしてその中継が流れていた病室では、赤石の殊勲を聞き「よし!」とあかねちゃんが力強く目を覚ました。
つづく

あれだ、「何でもかんでも俺に譲るな」は打点だけでなく、あかねちゃんにもかけてあるんだね……。つまりこれは正式にコウが「赤石vあかね」を応援!という立場を表明?顔は怖いがいいやつの赤石にようやく春が?報われる時が?おめでとう!おめでとう赤石!!(まだ試合終わってねえよ)
赤石は片思い、両想いの差はあれ(赤石@「その差ってでかくね?」)お互い初恋の人を亡くしたもん同士、幼いころに受けた傷の深さや痛みは、当人同士で無いと解らないものもあったろう…。そんな赤石が幸せになるというのは、コウにとっても嬉しかったりするんだろうな…と思ったり。
まあこれから三島の反撃もあるんだろうが、頑張れ!

・今週のエデンの檻(新展開!)

矢頼君は千石アキラに「国を作らないか」と発破かけ、アキラは面食らう。
アキラたち一行は「前見たときから人が増えてるな。お前にはそうやって人を引き付ける力がある、今はまだいいが20人30人になった時どうするのか?」と突拍子もない提案に意味が理解できないアキラに、矢頼君は身近な具体例をあげて説明する。(いい人だな)この島はおかしいと語り、救助の見込みがなくこのままここで暮らす覚悟がいる。生き抜くためには、大所帯になったとき今までのような無法地帯ではなく、指導者やルールなどが存在する「国」が必要だと説く。そしてその中心になる資質がアキラにある、と。
唖然となりながら「俺が王様に…」と呟くアキラに「王様!?(爆笑)」と噴き出した矢頼君は「俺は群れるのは性にあわない。俺は別のやり方でこの島で生き抜く」と言い残し再びつるぺたメガネ女教師と共に立ち去ったのだった…。(懐かしの一輝にーさんを思い出した)
その後知識が豊富な真理谷や雪に「国ってなんだ」と問うアキラ。ふたりは世界で特殊な国家の例をあげ(領土が狭い例や、団体そのものが国だという例、廃墟のようなところを国と言い張り国連には認められてない特殊例等々)、国の形はそれぞれ様々で(ためになるなあ)領土と国民がいれば定義というものはないことを知り、国を作る必要性を考え始める。
そんな青空学級の中、お久しぶりのサーベルタイガー様の乱入!
逃げ惑うアキラ達が森に入ると、小高い場所に旗が建っていた。そばには人が…集落?と思っていると!
「あ、あれは!生徒会長!!」
大森さんという負傷者もいるので、休むためにも生徒会長の招きで集落を訪ねるアキラ達は、砦を築く作業をしていた生徒たちから歓迎を受ける。
「ここは僕たちの国さ」「国だって!?(俺と同じ考えの奴がもうすでに?)」
人員構成は生徒中心の20人ばかりに、教師が二人。驚くアキラは「どんな国なんだ?」と尋ねると生徒会長は…。
「学校さ!」
アキラたちに最も身近な社会、「学校」を礎にした形態で国家を築こうとしている!?という、くにづくりのかたちを表明して、つづく

超面白い(汗)いやだって学校形体の国家って、まず教師がいて生徒会があって…。しかし教師だって人間なんだから、極限状態で日常どおりのリーダーシップを望めるか?という疑問点もある。そのうち「軍」や「憲兵」的存在が必要になったりしてファシズム的に……という、『漂流教室』並の崩壊するんじゃないか?というハラハラ感がする!たまらない…

そんな目が離せないエデンの檻最新刊は今月17日発売ー。

どうぶつの国エピソード0

泣けた…!
もうだめだ久しぶりの雷句先生の誠節は効いた!!おかえりなさい雷句先生(涙)
この感動は是非読んで体感してもらいたい。さあ、これ以上雑誌購読増やしたくないが…新連載スタートの9日創刊「別冊少年マガジン」買ってくるか…。