うとうとしながら

美容院で髪切られていると、店内に流れていたFMらしきラジオのDJの発言に眠気がどっかいった。

うとうとしていたので、番組のタイトルやDJの名前はわからない。
コーナーは、挙式間近の二人のリスナーが電話出演して、DJがいろいろ質問するという趣向のようだった。で、カップルがたぶんなんかこうのろけたか、ちょっと大胆な発言をしたらしく…

『やー(笑)そんなおっぴろげられてもー(笑)』

おおおおおお、“おっぴろげ”とな!?思わず目が覚めた。自分のような世代にすれば、どうしても「おっぴろげ」=「おっぴろげジャンプ」のイメージがついてしまっているので昼下がりの発言にしては刺激的すぎやしないか?そこは「そんなあけすけに〜」とかせめて「そんなあけっぴろげに〜」とか「そんなぶっちゃけられても〜」とかもっとソフトな別の表現は無かったものか??いや生放送だったりしたら事前チェックなんか無理か?いやいや、今の若い子はそんなけっこ●仮面とか知らないだろうし他意は無いに違いない。むしろ過敏な反応してしまう自分が愚か?それともこのDJの女性関西なまりがあるから関西では「ぶっちゃける=おっぴろげる」の意味でフランクに幅広く使われて??とかあれこれ考えてちょっとハラハラした。(馬鹿)

どうにもハラハラしたので帰ってきて試しにググると、…上位の方に猫ちゃんががばーっと足をひらいた気だるげなセクシーキュートな画像やブログがヒットした。ああ、なるほどこれはまさに「おっぴろげ」(笑)
更に「辞書」カテゴリで見てみる。

・おっ広げる 
「おっ」は接頭語「広げる」を強めた俗な言い方。(使用例I足を―・げる

…あくまでも「おっぴろげ」は「広げる」という動詞であって、やはりあの場合は

・あけっ‐ぴろげ【開けっ広げ/明けっ広げ】
1 戸や窓などをすっかり開け広げておくこと。また、そのさま。「座敷を―にしておく」
2 心の中や物事を包み隠さず、すべてを明らかにすること。また、そのさま。あけっぱなし。「―に話す」」

あけっぴろげ、と表現してほしかったがまあ正しけりゃいいってもんでもないし、「おっぴろげ」の方が眠気も醒めるくらいのインパクトはあるな…と思った。だからなんだというわけではないけどちょっと気になった出来事でした〜