今週のサンマガ

・今週のクロスゲーム

残すはあと9回の攻防のみ!!が、期待された追加点は星秀には入らず、中西倒れる。東までは回らなかった。
残すは竜旺の攻撃のみ!
「一点勝ってるんですよね」と青葉は甲子園出場決定が目前まで迫った事に、半ば夢心地のように東@兄に呟く。
東@兄は、この大舞台、正念場でもコウが平常心のように見えて感心していた。「昔からああいう性格かい?」と青葉に尋ねる。

青葉は、昔は自分のように、案外小心者で大一番でコケるような性格だった、と語る。今の、度胸があって精神力が強いあのコウは…。

青葉「あれはワカちゃんの性格です」

…おお、また意味深なやりとりが。というか青葉が「自分の弱さ」を認めるシーンがまず超貴重。あれか、コウが本当は軟弱っぽい性質だったのに、こと若葉が絡むと若葉を守るために(逃げなかったりして)ヒーローになっていた事となにか関係があるんだろうか?青葉も、コウの前では「弱い自分」を見せたくなくて今まであんなに必要以上にツンツンしていたのかもしれない…。若葉がいるからヒロインはコウにはいらない、自分はコウのヒーローになりたかったんだ、とでも思っていたのでは…と、一瞬の数コマで妄想出来るくらいの「何か」を伺わせる意味深な演出だった。(とかなんんとかなんぼ勘ぐっても別に伏線が回収されることなく、「勘ぐりすぎだよー」とでも言いたげなサラリとした作風があだち作品の魅力と言えば魅力だが)
また、コウの中に若葉が息付いているのだ、とでも言いたげに嬉しそうに頼もしそうに言ってる青葉の表情が印象的だった。

9回ウラ。「いままでアイツが3三振した試合なんて、見た事があるか!?」と言われ、三島からも「来年の竜旺を背負って立つ男だ」と将来を嘱望されている二年生バッターが思いきり振ってヒット!出塁。
後続は切って取るも、迎えたラストバッターの放った打球はサードゴロ性の当たり。
勝った!と思った瞬間、サードベースに当たってイレギュラーバウンドし、サードの中西はウイニングボールを捕球する事は出来なかった…。

その間ランナーはホームイン!!同点!1−1の同点!!
そして試合は終わらない!続きます!延長です、三島まで回ります!!と、最高潮のドラマチック、最高潮の盛り上がりで…つづく。

だが重大なお知らせが…(汗)
クロスゲームは次号より休載です』

なんだそりゃー!!こないだようやく休載明けたばっかりやんけー!!(涙)
再開は51号から、らしい。えーと…合併号とか無ければ、順当に11月18日発売号、か…。あと一ヶ月以上もあるやんけー!!(涙)
えええこれまじでアニメの最終回に合わせて原作の最終回も迎えるとか何とか言う、進行の調整とかなんかな……。
三島には回るが、この試合見せ場はシングルヒットのみの東にも回るわけだし、160キロまだ出てないし、手に汗握る展開!!だというのにお休みってそりゃないよ…。

・今週のMAJOR

試合中ケガで正捕手がリタイアする吾郎のチーム。ピンチ。だが「いや、(正捕手)には悪いが、あいつもなかなかやるぜ」と吾郎は余裕。
案の定寿くんも吾郎と同じチームに移籍してた。本来シーズン当初から正捕手と併用される予定だったが春先に怪我で故障者リスト入りしてたらしい。治ったらしく途中出場する寿くん。「お兄ちゃん頑張って!」と自宅で応援する妹ちゃんがかわいかった。ランナーを刺し、守備で魅せたあと次は打席で魅せるぜ!と盛り上がったところでつづく。
ちなみにMAJORも次号から二週お休みだそうで。
…主力休んでばっかりでどうするんだこの雑誌……。とゆー訳で、来週からしばらくマガジンだけ買えばいいや…。

・今週の神のみ

かけ魂の持主のチャイナ服の女の子は、古そうなラーメン店の店主の娘だった。昔ながらのスタンダードというか地味なラーメンを作る、昔気質の父に反抗し「見て!よその人気店を調査したの!うちももっと派手なラーメンにしないとツブれちゃうわ!!」と喧嘩。そこに桂馬がバイトとして入り込み、まず父親から気に入られる。チャイナ子は最初桂馬に反発しながらも徐徐に認め出して、自分の新メニューつくりに協力してほしいと願いだし……つづく。

買わないけど神のみとRINNEの続きは気になるから立ち読みだけはしようかな、サンデー。


・今週のエデンの檻

バリケードを壊しながら、欲しいものはこの手で掴み、大事なものはこの手で守る、「それがこの世界のルール」を説くアキラ。『学校』という日常的な体制に触れて危機感を失い、どこか受け身だった生徒たち及びこの“学校”の姿勢を批判する。
「学校のどこが悪いんだ!ここでようやく自分たちは安心できたんだ!!学校が一番安全なんだ」と主張する生徒会長と対決。
学校が安全だというならミイナはなぜ死にかけたのか?この学校が皆が望む「国」なら自分はそれでもいいと思う、だがミイナが襲われ狼の目前に放置されたということは、「学校」を脅かしかねないミイナを排除することが自らの利益となる人物がこの中にいるのではないか?とアキラは訴える。
「学校」がその人物にとって、都合がいいからだ!と糾弾するアキラの声に皆“犯人は生徒会長では…?”と疑う。が、追い詰めるだけ追いつめても聞こえてくる生徒会長の本音からは、悪人ではなくどうも根はいい人間のようだった。
犯人は生徒会長ではない。それにミイナを学校の外に放り出す行為は、一人では危険だ、二人いると言ったアキラは教師二人が怪しいと糾弾。「あんな小さな子に!!ヘンタイ!」と罵倒するが、教師は「オトコの子にどうこうする趣味はない!」と自白する。ミイナが男という事実はアキラ、りおん、真理谷、ザジ、大森さんしかしらない事だった。すなわち…男性教師二人が犯人(汗)逆ギレしアキラに襲いかかる教師は欲望むき出しの「学校設立真の狙い」をあからさまにする。「男は皆奴隷だ!そしてカワイイ女の子は皆俺たちのもんだ!おまえらは黙って俺たちの言う事きいてりゃいいんだよ!!」との獣の咆哮に、この学校「設立」の隠された真実に気づいた生徒たちが一斉に教師に反旗をひるがえす。

結果オーライとはいえ、バリケードを壊したのはやり過ぎだった。ここ、追い出されるだろうな…とションボリするアキラを励まし、ついていこうとする仲間たち。だがその時急展開が!!
生徒会長「千石、頼む。この23人をお前の仲間にしてくれ!!」
アキラが教師に襲われながらも訴えた「のぞむ国」、「辛いときでもみんな頑張れる、みんなが笑顔になる国」という思想に皆心打たれ、こんな世界だからこそアキラのようにシンプルだが飾り気のない望みが支持され、アキラに「俺たちのリーダーになってくれ!!」と熱望する。
驚くアキラに真理谷は「国造りには、まず人民が必要だぞ」と促し……つづく!!

おお、ようやく一つ所に留まる展開か(汗)新展開だなあ…。
そのうちハデス様が混ぜっ返して出て行く羽目になりそうな気もするが…。何しろ楽しみ。