今週のサンデー10号

というか
・今週のクロスゲーム「盛り上げていこうぜ」

ここ見てる人というのは本誌を読んでる前提で描いていたんだけど、中には単行本派もいらっさるのだろうか?もしも単行本派の方がいたら、今週はぜひとも本誌を見てください、立ち読みでも!!(マジで)
ちょっと下の方に書いてるので「ネタバレ?関係ないね」という方、本誌読んでる方どうぞ。























今週のサンデーの表紙は、セピア調のコウ。試合最高潮というアオリつき。
水彩っぽいあたたかな雰囲気がなんか懐かしくてほっこりする。どうでもいいがいつも買ってるスーパーでは今週は残り一冊しかなかった(危なかった)んで普段サンデー買わない、比較的年齢層の高い人が買っていったんじゃなかろうか、とか思ってる(いつもは2,3冊残っているのに)
地区予選決勝。延長12回ウラ2アウトランナー1塁。消耗を隠せないコウが迎えるバッターは、4番天才打者三島。クライマックス!
疲労が出てきたコウだったが、初球はストライク!158キロ!!
どよめく球場。三島は「あいつ、今までどれくらい投げたか解ってるのか?」とこの時点で出る球威球速ではないと呆れるように呟く。それを聞いた捕手・赤石は「ラストだ。盛り上げていこうぜ?」と返す。赤石も三島も、はたしてこの打席はどっちのにとってのラストになるのか?とほのめかし第2球に備えて構えなおす。

その後攻防は158キロの快速球をミートする三島!(結果はファール)リミッターが壊れたように速球が続くが制球が定まらないコウ!(そういえば1年の時コントロールと速さと両方気をつけるのはしんどいからどっちかにしてくれ、と赤石に言った事があったっけ)
一進一退の攻防!!カウントは2−3へ。

スタンドで見守る東兄と青葉。東兄は延長12回で158キロ出すコウに感嘆し、「おいおいこのままじゃ160キロ出しちゃうんじゃねえのかコウちゃん!?」と漏らすが、青葉は「まさか」と否定する。しかしコウは青葉に「160キロ見せてやる」と約束したのでは?と言う東兄。
だが、あいつは『ウソついてもいいか?』とも言ったのだ、と今朝の“約束”を思い出す青葉。

そして2−3から投げるコウの球は、東兄曰く「今 日 最 速 だ っ た よ な」という最高の一球だった。

が、審判の判定は無情にもボール。
三島は四球で一塁へ。「結局歩かせかよ!」と憤る竜旺ベンチだったが、「三島が今まで2−3から振らないなんてことがあったか?あいつはそこまで審判を信用しちゃいないぞ?」と監督は選手を押さえる。コウは決して敬遠ではない、さっきの一球は…。

三島「この試合、決まったな」と一塁上で東に呟く三島。
東「ああ、あの一球にお前が手を出せなかった時点でな」と、東はさっきの一球は4番・三島の『見逃し』であった事を指摘したのだった。
赤石の語った「ラストだ、盛り上げていこうぜ?」の『ラスト』とは、竜旺にとってのラストになろうとしていた。
5番打者と相対するコウ。スタンドではいまだに戦慄をかくせない東兄が、さっきの『今日最速』だった球の球速が電光掲示板に出なかったと指摘していた。青葉は、すべての球に球速表示は出ないらしいとそっけなく淡々と返すが、東兄は160キロ出ていたかもしれないのに、と惜しむ。

青葉は最後の打者となろうとしている5番相手に投げるコウを見ながら、再び今朝のコウの「ウソついてもいいか」という前振りつきの『約束』を思い出していて……

『甲子園に行く!』
『160キロ出す!』

そして

『月島青葉が一番好きだ---------』

その瞬間、星秀の甲子園出場が決まり、マウンドでコウは晴れやかな顔でガッツポーズを決めたのだった…。
というところで次週に続く。



熱闘についにピリオドが!!三島との打席の決着のつけ方も、三振でもなくホームランでもタイムリーでもなくて意外だった。
そして読者を何ヶ月もやきもきさせた、決勝戦当日早朝のコウと青葉のキャッチボールの際交わした『ウソついてもいいか?』『いいよ』の全貌が明らかに。
全貌が明らかになる瞬間のコマ運びというか、テンポが神がかっていた…さすがあだち先生…(鳥肌)

なんだかとてもすがすがしい気持ちに…なったけど来週からいよいよ、人間関係のクライマックスがやってくることに??
そして甲子園編をやるのかやらないのかも、気になる処。
来週もまだまだ目が離せない……んだがどういうわけか次週からRINNEが二週ほど休載(汗)正直サンデーはクロゲー目当てに買っていて、読まない作品が半端無く多いというのにこの仕打ちは辛い……(汗)
出先で書いてるので手元にサンデーは無いんでセリフの言い回しが微妙に違うところもあるかもしれないけど、だいたいこんな感じ(笑)

※あとから追記予定。と書いてたけど日付変わっちゃったんで4日の日記で仕切りなおし。